さて、前回の続きです。
今回の「酒旅」メインイベント、「天領日田洋酒博物館」へ。
相変わらず雨は降り続いていましたが、すぐ近くのホテルにチェックインして、荷物も下ろして身軽になったし、行くぞ～！と気合いを入れて（途中お金が足りなくなりそうで、コンビニのATMから下ろしたりしつつ…）。
さて、天領日田洋酒博物館は、オーナーが中学生の時から個人的に30年以上かけて集めた、洋酒関係のノベルティグッズ、年代物のウイスキーなどが所狭しと並ぶ個人経営の博物館です。夕方５時まではミュージアム、夜８時30分からはBarとなっています。
オーナーは別のところでお店をやっているため、10時開店からお昼までとバータイムにいらっしゃるそうです。私が伺った閉店前の夕方はお母様がいらっしゃって、鹿児島くんだりから一人やってきた物好きな女の相手を、丁寧にしてくださいました(^-^) ちょうど誰もいらっしゃらなかったので独り占め状態で、好きにカメラで撮影して回りました～。ばんばん撮ってください、と言われたのでもう、遠慮なく撮りまくりましたよ（苦笑）
まず入って目にとまるのが、なんといってもこの、黄金色に輝くポットスチル！
日本ウイスキーの父・竹鶴政孝氏が最初に作ったポットスチル（単式蒸留器）ですよ！ なんでこんなものが～。なんかもう、恐れ多くて近寄れなかったけど、思い切って触ってみればよかった…。
日田には以前、ニッカウヰスキーの九州工場があったそうで（今は焼酎「いいちこ」の蒸留所になっているそうです）。そこを閉めると聞いて、オーナーがどうしても欲しくて通い詰め、コレクションを披露したり、将来博物館をするんだと熱く語り、工場長、本社役員の心までも動かし譲ってもらったという品物。もちろん、一般人で所有している人はいません（夜のバーで、竹鶴氏の祝電も見せてもらいました）。
とりあえず心を落ち着けて、そのほかも見てみましょう。
ミニチュア好きの私にはたまらない、ミニボトルのコレクション（まだこれ以上にありました）。
お次はでっかいボトル。下にはWhite Horseなども。
今回お気に入りの１枚になった、ゴードンの古いボトル。
こんなものも。
日田杉の一枚板で出来た、12メートルのカウンターテーブル。照明はアンティーク、後ろのガラス戸も古い建具で、波打ったガラスが素敵な雰囲気。
博物館の入場料がワンドリンク込みだったので、カウンターでジュースをいただきました。
お母様が控えめなのになんともお元気で、とても素敵な方でした。生き生きとしていて、オーナーを含め３人の息子さんがとても誇りなんだと伝わってきました。
まだまだ見たりなかったけれど、あっという間に時間は過ぎて、また夜に来ますと言い残していったんホテルへ。
軽く食べて、お風呂に入って、１時間ほど仮眠して、再び博物館、もといバーへ向かいました。
店内には団体のお客様も居て、カウンターに向かうとオーナーが「昼にも来られた鹿児島の方ですね。母から聞いてます」と出迎えてくださいました。そして食べきれないほどの突き出しが…夕食軽めにしてきて良かった（笑）
色々と珍しいものが並ぶバックバーも壮観です。
まずは、いつも飲んでいるものを伝えて、珍しそうなものを頂くことに。
トミントール グレンリベット 12年
割と見慣れているGlenlivetですが、ボトルが変わってますね（あ、全部入りきってませんが、蓋までまっすぐな円柱型です）。
トミントールは調べてみると、日本には正規輸入がないものの欧州ではメジャー。グレンリベット蒸留所の隣にあるそうです。それ以上の詳しいことは不明、要はマイナーってことかな？（苦笑）
またひとしきりオーナーとお話をして、途中で弟さんもいらっしゃったりして、賑やかに。
さて次は、と考えていたら、オーナーが「せっかく遠くから来たんだから」と珍しいものを奥から出してくださいました。
ウイスキー２級 Ace
ウイスキーは、昭和18（1943年）３月の酒税法改正以来、原酒（モルトウイスキー）混和率によって級が定められ、いろいろな変遷をたどりました。平成元年に廃止され、モルトウイスキーとグレーンウイスキーのアルコール総量が10％以上のものと統一。
もうラベルもかすれてボロボロ、オールドもオールド。遠い記憶では、確実に私よりも年上だったはず（苦笑）
しかもその封切りを、私自身の手でさせて頂きました！ ひゃ～。
古い割にさわやかな味わいで、すごく美味しかった！ あやうく飲み干す寸前で写真撮影。
ちょっと控えめの２杯だけにしたのは、グッズコーナーで販売もあると聞いたから。で、物色して、色々とおまけしてもらったりして手に入れたのがこれら。
まだまだ全然ですが、私もボチボチ収集していけたらいいなぁ、と思いました。
というわけで、長くなりましたが「酒旅」報告終わり～。 あとは最後の「町旅」を残すのみです！
今回の「酒旅」メインイベント、「天領日田洋酒博物館」へ。
相変わらず雨は降り続いていましたが、すぐ近くのホテルにチェックインして、荷物も下ろして身軽になったし、行くぞ～！と気合いを入れて（途中お金が足りなくなりそうで、コンビニのATMから下ろしたりしつつ…）。
さて、天領日田洋酒博物館は、オーナーが中学生の時から個人的に30年以上かけて集めた、洋酒関係のノベルティグッズ、年代物のウイスキーなどが所狭しと並ぶ個人経営の博物館です。夕方５時まではミュージアム、夜８時30分からはBarとなっています。
オーナーは別のところでお店をやっているため、10時開店からお昼までとバータイムにいらっしゃるそうです。私が伺った閉店前の夕方はお母様がいらっしゃって、鹿児島くんだりから一人やってきた物好きな女の相手を、丁寧にしてくださいました(^-^) ちょうど誰もいらっしゃらなかったので独り占め状態で、好きにカメラで撮影して回りました～。ばんばん撮ってください、と言われたのでもう、遠慮なく撮りまくりましたよ（苦笑）
まず入って目にとまるのが、なんといってもこの、黄金色に輝くポットスチル！
日本ウイスキーの父・竹鶴政孝氏が最初に作ったポットスチル（単式蒸留器）ですよ！ なんでこんなものが～。なんかもう、恐れ多くて近寄れなかったけど、思い切って触ってみればよかった…。
日田には以前、ニッカウヰスキーの九州工場があったそうで（今は焼酎「いいちこ」の蒸留所になっているそうです）。そこを閉めると聞いて、オーナーがどうしても欲しくて通い詰め、コレクションを披露したり、将来博物館をするんだと熱く語り、工場長、本社役員の心までも動かし譲ってもらったという品物。もちろん、一般人で所有している人はいません（夜のバーで、竹鶴氏の祝電も見せてもらいました）。
とりあえず心を落ち着けて、そのほかも見てみましょう。
ミニチュア好きの私にはたまらない、ミニボトルのコレクション（まだこれ以上にありました）。
お次はでっかいボトル。下にはWhite Horseなども。
今回お気に入りの１枚になった、ゴードンの古いボトル。
こんなものも。
日田杉の一枚板で出来た、12メートルのカウンターテーブル。照明はアンティーク、後ろのガラス戸も古い建具で、波打ったガラスが素敵な雰囲気。
博物館の入場料がワンドリンク込みだったので、カウンターでジュースをいただきました。
お母様が控えめなのになんともお元気で、とても素敵な方でした。生き生きとしていて、オーナーを含め３人の息子さんがとても誇りなんだと伝わってきました。
まだまだ見たりなかったけれど、あっという間に時間は過ぎて、また夜に来ますと言い残していったんホテルへ。
軽く食べて、お風呂に入って、１時間ほど仮眠して、再び博物館、もといバーへ向かいました。
店内には団体のお客様も居て、カウンターに向かうとオーナーが「昼にも来られた鹿児島の方ですね。母から聞いてます」と出迎えてくださいました。そして食べきれないほどの突き出しが…夕食軽めにしてきて良かった（笑）
色々と珍しいものが並ぶバックバーも壮観です。
まずは、いつも飲んでいるものを伝えて、珍しそうなものを頂くことに。
トミントール グレンリベット 12年
割と見慣れているGlenlivetですが、ボトルが変わってますね（あ、全部入りきってませんが、蓋までまっすぐな円柱型です）。
トミントールは調べてみると、日本には正規輸入がないものの欧州ではメジャー。グレンリベット蒸留所の隣にあるそうです。それ以上の詳しいことは不明、要はマイナーってことかな？（苦笑）
またひとしきりオーナーとお話をして、途中で弟さんもいらっしゃったりして、賑やかに。
さて次は、と考えていたら、オーナーが「せっかく遠くから来たんだから」と珍しいものを奥から出してくださいました。
ウイスキー２級 Ace
ウイスキーは、昭和18（1943年）３月の酒税法改正以来、原酒（モルトウイスキー）混和率によって級が定められ、いろいろな変遷をたどりました。平成元年に廃止され、モルトウイスキーとグレーンウイスキーのアルコール総量が10％以上のものと統一。
もうラベルもかすれてボロボロ、オールドもオールド。遠い記憶では、確実に私よりも年上だったはず（苦笑）
しかもその封切りを、私自身の手でさせて頂きました！ ひゃ～。
古い割にさわやかな味わいで、すごく美味しかった！ あやうく飲み干す寸前で写真撮影。
ちょっと控えめの２杯だけにしたのは、グッズコーナーで販売もあると聞いたから。で、物色して、色々とおまけしてもらったりして手に入れたのがこれら。
まだまだ全然ですが、私もボチボチ収集していけたらいいなぁ、と思いました。
というわけで、長くなりましたが「酒旅」報告終わり～。 あとは最後の「町旅」を残すのみです！
